日本酒度ってご存じですか？

こちらの数字、日本酒に含まれる糖分を表す数値です。

マイナスになるほど比重が重い→甘みを感じやすく
プラスになるほど比重が軽い→甘みを感じにくい、といえます。

０～＋5の範囲が平均的な日本酒度です。
（にごり酒などの超甘口ですと－20、逆に超辛口の＋２０なんていうお酒もあります）。

渡辺酒造店の定番商品で比べますと、
吟醸　伝統辛口は「+５」、
純米吟醸　家伝手造りは「+３」です。

 


ですので、店頭で辛口がお好みの方には伝統辛口をおすすめすることが多いです。

しかし、あくまで日本酒度は目安です。

日本酒度をみて辛口かな？と思って飲んだら、甘く感じたり、
マイナスだから甘いかなと思ったら、そうでもなかった！
ということは、よくあります。

ほんとうに、よくあります。

ですので、日本酒度が表す数値と実際に飲んでみた味わいがちがっても
「自分って日本酒の味わからないのかも・・・」
「味オンチなのかも・・・」
と思う必要はまったくございません。

それもそのはず、日本酒の辛い・甘いは、アルコール度数や酸度、飲むときの温度などによっても左右されますし、
そして何よりも、味覚は人それぞれ。

正解は、みなさまの味覚！お好み！です。

ただ、味の目安になる数字ですので
ラベルをみて、日本酒度ってなんぞや？思ったときに、この話を思い出していただければと思います。

日本酒のラベルにはいろいろな情報が載っていますので
お酒を選ぶのがより楽しくなる豆知識を今後もご紹介していきます♪