飛騨地方の日本酒はどうして美味しいの?【蓬莱蔵元 渡辺酒造店】
その他
2024.05.10
こんにちは!蓬莱 公式オンラインショップ 店長です(^^♪
飛騨地方の地酒は全国的に有名ですよね!
そもそもどうして飛騨で造られた日本酒は美味しいのか。
今回は飛騨の地酒が美味しい理由をご説明します(^^)/
最後には、飛騨の郷土料理に合う蓬莱の日本酒もご紹介しているので、
是非お試しくださいね☆彡
■飛騨地方ってどんなところ?
飛騨地方は岐阜県の北部に位置し、山や川、渓谷など自然に恵まれており、美しい四季の変化を感じられる場所です。北アルプスの山々に面しており、夏・冬のどちらも昼夜の気温差が大きいことに加え、日本でも有数の豪雪地帯です。
降り積もった雪が春になると、その雪解けの水が滑らかな川の流れを生み出し、飛騨の地に豊かな恵みをもたらします。
また、山に囲まれた土地ながらも盆地であるため米作りも盛んです。
蓬莱が使用している、岐阜県を代表する「ひだほまれ」は、飛騨地方のミネラル豊富な水と芳醇な土壌のもとで研究開発された酒造好適米です。
■なぜ飛騨地方が日本酒造りに適しているの?
お酒の味を最も左右するのは”水”です。地下を流れる伏流水が豊富な飛騨地方では、純度の高い水を使ってお酒造りができます。
このミネラル豊富な伏流水によって、飛騨地方の地酒は非常に質が高く、雑味が少なくキレの良い、美味しいお酒ができるのです。
”美しく美味しい水”を元に、地元で育てた”良質な酒米”や、厳しい寒さの中の仕込み、そして酒造りに携わる人々の情熱によって生み出される、唯一無二の存在なのです。
■水の重要性
酒造りにおける有効成分(カリウム・リン・マグネシウムなど)を含んだ清らかな水を使うことで雑味のない味わいの日本酒ができます。逆に、日本酒造りにとって良くない鉄分などの成分が多く含まれる水を、仕込み水に使うと、日本酒にとって大切な要素である米の香りや風味が失われてしまいます。
ミネラル豊富な水を使ったお酒はキレがあり、ミネラルの少ない水を使ったお酒は口当たりがまろやかになると言われています。
■飛騨地方の酒文化
飛騨地方では、お祝いごとや冠婚葬祭、御歳暮、御中元といった節目にお酒を送りあう風習があります。ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財の”古川祭”では、たくさんの日本酒が献酒として納められ、祭りに参加した人たちは日本酒で盃を交わします。
また、寒い冬を乗り切るために、熱燗がよく飲まれ、酒宴文化も育まれてきたと言われています。冬に限らず、夏でも熱燗を呑む方もいるのだとか!
その文化が今でも続いており、酒蔵と地元民の両者が地酒に対する意識が高いのが飛騨地方の酒文化です。
\渡辺酒造店の蔵人たちも、古川祭に参加しています☆/
■飛騨の地酒にぴったりな地元グルメのご紹介
有名なのは、飛騨牛のステーキに朴葉味噌、川魚や旬の山菜。その他にも、白菜などの漬け物を鉄板で炒めて、卵とじにした”漬物ステーキ”や、小さいサイズのじゃがいも”ころ芋”を醤油や味醂で甘辛く味付けした煮っ転がしなど、日本酒とよく合う郷土料理がたくさんあります。
■地元グルメに合わせたい日本酒のご紹介
”朴葉味噌”や”ころ芋”など、味噌や味醂を使った甘辛いお料理には、お米のコクのあるお酒がよく合います。<<オススメはこちら↓>>
蓬莱 純米酒 奥伝寒造り
小町桜
また、”川魚の塩焼き”や””山菜の天ぷら”などのお料理には、端麗な辛口のお酒や、スッキリした後味のお酒がよく合います。
<<オススメはこちら↓>>
蔵元の隠し酒・番外品
超吟しずく
最後に
飛騨の日本酒がどうして美味しいのかを知っていただけたでしょうか。今回ご紹介した日本酒は、蓬莱公式オンラインショップでお買い求めいただけます。
また、ご紹介したお料理もレシピサイトで検索していただければ、出てくると思いますので、作ってみてください☆
自然豊かで、お酒もお料理も美味しい飛騨。
ぜひ一度、飛騨へ遊びに来てみてくださいねー(^^)/