二日酔い軽減!?和らぎ水の効果【蓬莱 渡辺酒造店】
こんにちは!蓬莱蔵元 渡辺酒造店 公式オンラインショップ店長です(‘ω’)ノ
突然ですが、日本酒にはどんなイメージがありますか?
日本酒って悪酔いするイメージ・・・
日本酒は美味しいんだけど、次の日の二日酔いがしんどくて・・・
なんて方もたくさんいらっしゃると思います。
『百薬の長』(どんな良薬よりも効果がある・とても体にいいこと)とも言われる日本酒は、古来より日本の伝統文化や歴史に深く関わっており、現代でも人々の生活の中に溶け込んでいます。
一方、お酒は適切な飲み方をしないと周囲に迷惑をかけたり、最悪の場合は生命に危険が及ぶことさえあります。お酒とは、節度ある正しい楽しみ方で付き合いをしていきたいものですよね!
基本的には、「食べながら、ゆっくり飲む」というのが上手な飲み方です。
さらに、合間にお水を飲むことで日本酒をさらに美味しく、そして身体への負担を減らしながら楽しめるのです。
今回は、日本酒を飲むときに忘れないでほしい「和らぎ水(やわらぎみず)」について紹介します。
和らぎ水とは?
「和らぎ水」とは、日本酒を飲みながら合間に飲む水のことを言います。
チェイサー(追い水)とも呼ばれたりしますね!
ウィスキーや焼酎など、アルコール度数の高い蒸留酒は胃腸への刺激が強く、血中アルコール濃度を急速に上昇させるため、酔いがまわりやすく、肝臓への負担が高まるので、氷や炭酸水、水などで割って飲むことが多いです。
日本酒では、水で割るということはあまりしませんが、他のお酒と比べるとアルコール度数が高いです。
より楽しくより健康に飲酒を楽しむためには、アルコール分解や排泄によって失われた水分を補給することが重要です。
和らぎ水を適度に挟むことが、体に負担をかけずに日本酒を楽しむコツです!
和らぎ水の効果
和らぎ水の効果には以下があげられます。
①飲みすぎ防止
水を飲むことで体内のアルコール濃度が下がり、酔いのスピードを遅くすることができます。自身がどのくらい酔っているのかを把握しながら飲むことができるため、飲み過ぎ・悪酔いの防止につながります。
②二日酔いの防止
二日酔いとは体内のアルコールが完全に分解されず、アセトアルデヒドという有害物質が残ってしまうため起きる現象です。
水分を摂取することでアルコールの吸収が緩やかになり、代謝を活発にさせることができます。
③脱水症状の防止
アルコールには利尿作用があり、分解にも水分を使うので、身体はカラカラの状態になります。お酒をいくら飲んでも、充分な量の水分を摂取したことにはなりません。そこで和らぎ水を飲むことによって、身体に水分を補給することができます。
③リフレッシュ効果
水を飲むという行為によって、飲酒にひと呼吸おけるのも和らぎ水のポイントです。
水を飲むたびに舌や口内が洗い流されるため、口の中をリフレッシュし、次の一杯や料理の味をしっかりと感じられます。
美味しい食事と、美味しい日本酒を楽しむためにも、和らぎ水はとても大切です。
和らぎ水はどれくらい飲めばいいの?
和らぎ水の効果を感じるためには、飲んだ日本酒と同量。
または、それ以上の和らぎ水を飲むことが良いとされています。
日本酒と和らぎ水を交互に飲むようにしましょう!
また、氷水や冷水は身体に負担をかけてしまう場合があるので、常温の水や白湯を選ぶなど、温度帯にも気をつけると良いでしょう。
最後に
お酒の席やご自宅でお酒を飲む際、和らぎ水をこまめに飲んでいたときと飲んでいなかったときでは、翌日の体調、もっといえばその日の酔い方まで、明らかに差が出てきます。
和らぎ水を活用することで、より快適で楽しい日本酒ライフをお楽しみいただけるはずです。
皆さんも、お酒を飲む際にはおちょこやグラスの横に、和らぎ水のグラスも準備する癖をつけて、楽しいお酒の時間を過ごしましょう!